理想像

「正しい」ということはとても立派なことだ。

ポジティブで、
誰にも平等で、
確たる思想を持ち、
どんな状況でも理論的に客観的に考えることができ、
感情的に怒ることもなく、
他人には揺るがされず、
何かを人や環境のせいにすることなく、
どんなことも自分の行いや心持ち次第だと考えることが出来て、
・・・・・・


素晴らしいよね。
こういう人間でありたいと思う。

けれど、「正しくある」ことは時に人を不安にさせたり、苦しめたりすることもあると思う。
「正しい」ことは、時に「安心」や「癒し」を与えることと相反するものだとも思う。
世の中がどれだけ変わっても、変わらないという意味では安心を与えるかもしれない。
名言を残す偉人や哲学者のような存在。

でも、人の求める「安心」や「癒し」というのは、
「頑張らなくていいんだ」「このままでもいいんだ」って再確認できるってことなんじゃないかって思う。

向上心がない「がんばらなくていい」ではなくて、
向上心を持って努力している人の「がんばらなくていい」。


自分にも、他人にも甘っちょろいだけなのかもしれないけれど、
私は「正しい」ことができる人間であると同時に、
そういう「癒し」や「安心」を与えられる人でありたいと思う。

自分に厳しく、その厳しさを人には見せず、他人に優しくできる人。
これが私の理想なんだなとわかりました。


は～すっきり☆