オリンピック開催式に見た中国

オリンピック開催式、世界地図を見ながら見てます。いろんな国が参加してるんだね。赤い国旗は社会主義関係っぽいなとか、水色の国が海とか水に関係している国っぽいとか、昔の植民地時代の名残が残ってる国旗とか、案外勉強になりました。

ただ、中国って、なんか怖いよなぁと改めて思いながら見てました。（中国人の友達には言えないけど・・・）
太鼓とかダンスとか、二千人とかの人の一糸乱れぬ演奏とか、すごくきれいだけど正直ちょっと怖い。
演技指導の厳しさやスポーツの指導も尋常じゃなかったりする、北朝鮮を彷彿とさせるような中国の非人道性に目が向いてしまった。
毒餃子事件や、残留薬品過剰問題、チベット問題、著作権問題にも見れるように世界的に中国の信頼度はいかほどなのかと。四川大地震の時も感じたことだけど、今回の開催式でも、中国は自国の強さやすごさを国際社会に向けて主張しているけれど、かえってダメな面が表に出てきている気がしてならない。もちろん国力がなければオリンピックを誘致はできないんだろうし、ものすごい勢いで経済成長している今の中国からしたら強い中国を見せたいんだろうけど、もうちょっと他国の信頼を得るための努力をしながら経済成長していってほしいなぁと勝手に思ったりします。

そういえば、開催式、チャンイーモウ監督の企画（？）らしいですね。
チャンイーモウと言えば、LoversやらHeroやら私の好きな映画を撮った監督様。
最初のショーがとってもビューティフルで中国チックでした！